子供の頃の憧れでした。
小学生の頃からの文房具マニアです。プリントを切って貼って…という、同級生が面倒臭がる作業も大好きでした。仕上がり重視のため、何枚も同じサイズに切り揃えなければならない場合にも、定規を当ててカッターナイフで一枚一枚切っていたのを覚えています。そんな私が並々ならぬ憧れを抱いていたのが、職員室の中の印刷室にあった、この手のカッター。刃を下ろすタイプとスライド式のものがあり、ときめきすら覚えたものです。大人になり、〈A4の紙に印刷された何種類かのドキュメントを短冊状に切り分ける〉という事務作業を何枚分も纏めて行う際、いつも密かに「あれがあったら…」と思っていました。ところがこういった機械、実は一般的な文房具店では中々お目に掛かれないもの。このネットショップで発見した時には、思わず「アスクルさん、ナイスです!」と感動しました。がしゃん、と刃を下ろすタイプでは妙な圧力が掛かって切り口が斜めに歪んでしまうこともあるのですが、スライド式なのでまっすぐ綺麗に切れます。台に方眼が付いているので定規を合わせずとも正確に切ることができ、一瞬にして20枚もの紙が切れる様はもはや快感、手放せません。